
この度、株式会社BIOS様より映像編集で使えるポータブルストレージをお借りいたしましたので紹介いたします。商品名は「Eclair Air Jet」、2個のハードディスクドライブを搭載した高速RAIDストレージです。まずこちらの商品の特徴は上部にある持ち手です。こちらの持ち手があることでハンドバッグのように持ち運びが可能となります。また設置時の滑り止めを兼ねたゴムでケースの四隅がガードされていることで取り扱い時に角をぶつけるといったような場合でも振動を吸収してくれます。ゴム脚が四隅にあるので縦、横、寝かせるといった、3方向での置き方が可能となっております。第2の特徴としてACアダプターが無く電源部分を本体に内蔵しているという事が挙げられます。他のメーカーのコンパクトな外付けハードディスクは本体は小型なのにACアダプターがかさばるという問題をかかえたものがある中でこれは素晴らしい構造です。
メーカではこのような使い方は推奨していないでしょうが、電源ケーブルを数本用意して移動先の電源タップにケーブルのみ差しっ放しにしておくと、ストレージ本体のみ持ち運べばいいので運用が楽になります。電源ケーブルには対応できる最大アンペア数が記載されているので購入時には注意してください。
製品には10アンペアまで対応可能なケーブルが付属しております。
ストレージの速度検証結果
◆eSATA接続の場合◆ ◆USB3.0接続の場合◆ ◆USB2.0接続の場合◆


速度検証の結果はやはりeSATA接続するのが一番速いです。
次がUSB3.0ですがこちらも中々健闘しています。
eSATA接続は速いのですがコネクターの接触具合が良くないので接続不良を起こす事があります。
USB3.0は接触不良も無く高速なので編集機にUSB3.0ポートがある場合はこちらを使う事をお奨めします。
一部のマザーボードに搭載されるチップによってはUSB3.0の持つ最大速度を出せない事があります。
編集機やパソコンを購入される場合はご注意ください。
理論値ではUSB3.0の転送速度は5GbpsとなっておりUSB2.0と比較すると10倍以上高速でデータのやり取りが可能になります。
今回はデータ保管の信頼性を高めたRAID1(ミラーリング)タイプの製品をご紹介いたしましたが
次回はデータの読み書きが高速なRAID0(ストライピング)タイプの製品の速度検証を行います。
ストライピングでは今回の検証の2倍近くの速度が出るはずなので次回の検証結果を楽しみにしていてください。
商品のご購入、ご相談はコムワークス(TEL 048-883-9629)担当:ハマダまで
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